桜の木のお箸〜

このお箸は、日本の固有種である石川県産の山桜（ヤマザクラ）を使っています。
野生種であり、広葉樹の山桜は一本一本木の表情が異なります。
途方もない時間をかけて受け継がれてきた、そんな山桜の木は強度があり、耐久性が高い木材です。見た目にも木の表情や色合いが綺麗で、日本が世界に誇る美しい木です。

日本の森林には、杉や松などの植林された人工林と、自然のまま育った天然林があります。
山桜は天然林ですが、人工林に間伐が必要なように、天然林にも適切な手入れが必要です。
森の生育が健全に行われるように、他の木の生育の妨げになっている部分等を間伐しなければなりません。また、国産材を使うということは生産地と消費者が近く、輸送のエネルギーを少なくできるメリットがあります。森林に囲まれた日本で、遠い昔から育まれてきた木の文化。国産材を使うことで、次の世代に伝えていくことができます。

日本の塗箸生産量の約80％を占めるお箸の産地、福井県小浜市で職人が一膳、一膳全て手作業で削り仕上げました。
また食器洗浄機にも対応しているので、日常使いにぴったりです。
包装資材には、プラスチックを使用しておりません。上質な紙のみの包装資材です。

【大きさ】23cm
【素材】天然木（桜の木）／ポリエステルウレタン塗装
【産地】若狭塗
【箱】紙製